有隣病院にて足場仮囲い組立工事を行いました
こんにちは。今回は、私たちが担当した有隣病院での「足場仮囲い組立工事」について、詳しくご紹介したいと思います。病院施設の改修工事において、周囲の方々や作業スタッフの安全を確保しながら、効率的かつ美しく仕上げることはとても重要です。そのために、私たちがどのような工程で足場や仮囲いを組み立てたかを写真とともにお伝えします。
工事の目的と背景
今回の工事は、有隣病院内の一部改修工事にともなうもので、足場仮囲いが必須となりました。病院は、多くの方が出入りする施設であり、特に患者様や医療従事者の方々に安心して通行いただける環境を整えることが求められます。また、仮囲いや足場の組立てには、外部からの視線や騒音を軽減する目的もあり、周囲の環境に配慮しながら作業を進める必要がありました。
工事のポイント
今回の工事では、以下の3つのポイントを重視しました。
安全確保
病院周辺は通行者が多く、患者様の歩行やストレッチャーの通行などを妨げないように工事範囲を区切りました。また、工事用資材の運搬や作業中の騒音に配慮し、作業計画を慎重に調整しました。
作業の効率化
病院内の工事では、工期が限られているため、効率的な施工が不可欠です。事前に詳細な施工計画を立て、足場材の配置や工事手順をしっかりと把握した上で、チーム全員でスムーズな流れで作業が行えるようにしました。
美観と耐久性
仮囲いには、工事現場らしさを抑え、見た目の美しさも求められました。美観のためのシートを使用し、工事中でも病院の景観が損なわれないように配慮しました。また、耐久性にもこだわり、仮囲いが風や雨にも負けない構造であることを確認しました。
足場と仮囲いの組立工程
1. 準備段階 まず、病院内の工事エリア周辺を慎重に調査し、地面の状態や周辺の施設配置などを確認しました。地面が安定していないと、足場が不安定になりやすく、事故の原因にもなるため、非常に重要な工程です。調査を経て、地面に仮設材の設置位置をマーキングし、足場の設計図に従って配置計画を立てました。ここでは、仮囲いが病院の建物と隣接する部分についても、施設側と確認しながら進めました。
2. 資材の搬入と設置 準備が整った後、必要な資材を搬入しました。今回は、足場材やシート材に加え、仮囲い用の支柱やバリケードなども用意し、効率よく設置するために整理しました。搬入時には、病院の通行経路を遮らないように注意し、作業エリアを整理しながら進めました。
3. 足場の組立 足場組立は、仮囲い設置のための重要な工程です。足場材を一つずつ組み上げ、安全な高さと距離で設置しました。特に病院の外壁に近接する部分では、接触や振動による影響を最小限に抑えるため、慎重な手作業での調整を行いました。また、足場の基礎がしっかりと安定するよう、レベル調整を行い、地面と密着させて固定しました。
4. 仮囲いシートの取り付け 足場が組み上がった後、仮囲いシートを設置しました。シートの設置には、視界を遮る役割とともに、ホコリや騒音の飛散を抑える効果があり、特に病院のような施設では重要です。シートは風に煽られないようにしっかりと固定し、必要に応じて補強しました。これにより、耐久性を確保し、工事中も見た目が整った状態を保ちます。
5. 安全確認と最終調整 最後に、組み立てた足場と仮囲いが安全に設置されているかどうかを確認しました。足場の強度やシートの取り付け状態など、全体的な安全性を再度チェックし、必要に応じて最終調整を行いました。このような確認作業は、事故を防止し、作業員だけでなく周辺の方々の安全も守るための重要なステップです。
工事中の対応と安全対策
工事中も、安全対策には細心の注意を払いました。工事エリアの周囲には、注意喚起のための標識や立て看板を設置し、工事関係者以外の立ち入りを防止する措置を講じました。また、作業中は常に防音対策を行い、なるべく騒音を抑えながらの作業を心がけました。足場の組立作業は特に高所作業が多く、安全ベルトやヘルメットの着用を義務付け、作業中の安全確認を徹底しました。
さらに、工事の進捗状況や足場仮囲いの状態については、病院側と定期的に情報を共有し、スケジュールの変更が発生する場合には速やかに調整を行いました。このようにして、工事がスムーズに進むよう病院側とも密に連携をとりました。
仮囲い設置のメリット
仮囲いは、工事現場の安全を守るだけでなく、工事を円滑に進めるためにも重要な役割を果たしています。
周囲の環境への配慮: 仮囲いは、工事中に発生するホコリや騒音を周囲に拡散させないために効果的です。また、視覚的なバリアとしても機能し、工事エリア内が外部から見えないようにすることで、周囲の方々に不快感を与えることを防ぎます。
安全な作業環境の確保: 足場仮囲いを設置することで、作業エリアが明確に区切られ、工事関係者が安心して作業できる環境が整います。特に病院施設では、患者様や医療従事者が頻繁に行き交うため、工事エリアと一般通路をしっかりと分けることが不可欠です。
美観の維持: 仮囲いは、工事現場の無秩序な様子を隠し、病院の景観に溶け込むようにデザインされています。今回使用したシートは白を基調とし、病院の清潔感や落ち着いた雰囲気を損なわないよう工夫しました。
終わりに
今回の有隣病院での足場仮囲い組立工事は、患者様や病院職員の皆様が安心して過ごせる環境を守るために必要なものでした。工事期間中、私たちは安全第一を心がけ、効率的かつ美しい仕上がりを目指して作業を行いました。
工事を終えてからも、仮囲いや足場の状態を定期的に点検し、安全を確保しています。今後も地域の皆様や施設のご利用者様が安心して生活できる環境づくりをサポートしていきたいと考えています。
NEW
-
query_builder 2024/10/28
-
query_builder 2024/09/04
-
高所作業の安全を支える「跳ね出し足場」の重要性と活用方法
query_builder 2024/04/26 -
ふじみ野市にある足場組立は【株式会社小原組】
query_builder 2024/04/16 -
大田区での足場組立作業のステップバイステップガイド
query_builder 2024/04/12